漆器を艷やかに仕上げる「塗師屋」としての役割を担う漆琳堂では、漆塗りの手仕事に触れられます。

創業200余年、昔ながらの伝統を受け継ぎながらも、食の多様化が進む現代。漆器の常識を覆す、優しくポップで色彩豊かな器も手掛けます。雪深く、光少ない、北の冬。そんな北の地ならではのものづくりを、漆琳堂がプロデュースし『RIN&CO.』を世に出しました。洋食やスイーツも可憐に映え、食洗機にも対応した器に、忙しない日々も助けられます。

美を塗り、藝を重ねた器たちが艷やかに並ぶ店先は、曇天が多く湿っぽいこのまちにありながら、いつも晴れやかです。毎日の食卓に、漆器をひとつ、肩肘張らずに。