長田製紙所

長田製紙所は、1909年創業の手漉きの襖紙(ふすまし)を専業として漉く和紙漉き工房。長田製紙所の中でも、厚い襖紙を手揉みすることで深いシワ加工を施した「揉み紙」という和紙は特に印象的。表情豊かなシワの風合いと、革のような独特の質感が特徴的で、「長田さんの和紙だ。」とすぐにピンときます。また、長田製紙所では襖に使用する和紙を漉くだけではなく、襖の柄付けの技術である「飛龍」を応用し、タペストリーやランプシェードといったインテリア和紙の制作まで手がけており、いつ何時も和紙の可能性をひしひしと感じさせてくれます。なお、工房は見学も可能。(要予約)普段は見られない手漉き和紙の工場の内部を周りながら、製造工程を中心に和紙や長田製紙所について詳しく説明してもらえます。見学する際には、長田製紙所の工房の香りまでぜひ持ち帰ってください。

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長田製紙所

  • website:https://osada-washi.jp/
  • 住所:〒915-0234 福井県越前市29−39
  • Tel.:0778-42-0051
  • 営業日:不定期(GW、お盆、年末年始は見学不可)
  • 営業時間:8:00〜12:00 / 13:00〜17:00